北条東小学校6年生と富合小学校5年生がSTEAM教育の一環として、STEAMプログラム「脱出ゲームをつくろう」を受講しました。
日程
- 日時:令和6年11月15日(木)3・4時間目 北条東小学校
令和6年11月18日(月)3・4時間目、11月25日(月)3・4時間目 富合小学校 - 場所:STEAM Labo.
- 講師:株式会社ジオグリフ 田畑 豊史
内容等
北条東小学校
- 開催目的:地域の防災について考える
- 目標:ひとつの問題に対して粘り強く取り組み、新しいものをつくりあげる



富合小学校5年生
- 開催目的:もし地球が5mの大きさだったらと考え、丸山公園、加西、兵庫、日本の地図の中に天体を描く。
その学びの過程で得られた知識で問題を作ってみよう - 目標:体験学習を通して、ものの大きさや形を具体的にイメージできる力や量感を養う



担任教師へのアンケート
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今回利用したプログラムは、現在感じていらっしゃる問題の解決にどの程度の効果を期待できますか?
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- 期待できる
- どちらでもない
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今回のプログラムの中に、子どもたちの成長の変化を促す、学級経営に活かせそうな仕掛けがありましたか?
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学級経営に活かせそうな仕掛けがあった
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それはどんなことですか?
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- 災害が起きた時の困り感や困るであろう人のことを考えて問題を作成できたこと
- 物事を考えるときに新たな視点を取り入れること
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今後の学級経営の中で、どのように利用しようと考えていますか?
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- STEAM学習の課題設定
- 自分の信じたことが正しいとは限らない。別の角度から見ると新たな発見があることを伝えていく
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この仕掛けを利用することで、子どもたちにどんな変化があると期待できますか?
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ユーザーの困り感を自分事としてとらえて、問題を設定できる
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今回利用したプログラムは、クラスがどのような状況にあるときにおすすめしたいですか?
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さまざまな学年のSTEAM学習
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今回利用したプログラムの中で、不足している部分、改善する必要がある部分等、気付かれたことがあったら教えてください
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資料が多いので、もう少し資料を厳選したほうが子どもたちにもわかりやすかったかもしれません
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今回利用したプログラムや、プログラムの中に埋め込まれた仕掛けの中で、今後も活かせそうなものはありましたか?
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- 活かせそうな仕掛けがあった
- どちらともいえない
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今回利用したプログラムを今後の学級経営に利用したいと考えたとき、どのようなものがあったら活かしやすくなりますか?
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- 今後に生かせるフリーアプリ、
- 評価のサンプル
講師のコメント
北条東小学校
地域と災害が今回このプログラムを希望した理由だった。
そのため、どこでどのような災害が起きたとき、どうやったら避難場所にたどり着くことができるのかという、避難訓練を内容とした。シチュエーションを考えるだけでプログラムが整ったため、今後も今回のような最終的なゴールを明確にしたい。
今回はプログラムとしてまとまり、授業のまとめにすることもできた。
富合小学校
子どもたちはとても楽しんで参加していた。
プログラムの思想だけを入れて、作業そのものに時間を割くつもりはなかったため、今回は問題点を考えるワークシートのみを使用したところ、担任からもっと踏み込んだ内容を希望された。そのため、日を改めてプログラムを開催し、全体を考える内容を行った。
今後はどの学校でも、2時間で全体まで考えられるようにしたい。