西在田小学校3年生、富田小学校1・2年生、富合小学校3年生が、STEAM教育の一環として「身近なところから始まる宇宙開発」について学びました。
開催日
- 西在田小学校3年生:18名
- 令和5年3月1日(水)9:25~11:15
- 富田小学校1・2年生:46名
- 令和5年3月7日(火)9:20~10:10
- 令和5年3月10日(金)9:20~10:10
- 富合小学校3年生:26名
- 令和5年3月8日(水)10:30~12:05
概要
今回は、いずれも次のような順番で授業を進めました。
- 自己紹介
- 植松電機と宇宙開発について
- ワーク(紙コプター製作)
- 飛ばすための工夫(可能性を上げる、1つ1つ試す)
- 失敗は成功のもと
- まとめ
アンケート結果
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一番こころに残ったことはなんですか?
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- 紙コプターを飛ばしたこと
- 実験できたこと
- 少しの工夫で飛び方が変わること
- ロケットの話
- ロケットの動画に迫力があった
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それはこれからの生活に、どんな風に役立ちそうですか。
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- 走る時にどうやったら早く走れるか考えた
- もっと上手になわとびができると思った
- 鉛筆を持つ位置を変えると字がしっかり書けそう
- 扇風機の仕組みを考えたい
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今日学んだ中で最も大切だと思うことはなんですか。
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- 稲石先生の話を聞けたこと
- 絶対に諦めないという気持ち
- 何にでもチャレンジすること
- 仲間と助け合うこと
- 失敗は成功のもと
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もっと学んでみたいと思ったことはなんですか。
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- 宇宙にはどんな生き物がいるの?
- 宇宙で花は咲くの?
- 宇宙で息をしたら、膨らんで爆発するの?
- どうして宇宙に行こうと思ったの?
- 宇宙に行くとなぜ人は浮くの?
- (宇宙ステーションでの)動物の飼育はどうしているの?
- ブラックホールについて知りたい。
- 宇宙はどのくらい広いの?
- ロケットについてもっと知りたい。
- 紙コプターの違う作り方もしてみたい。
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宇宙開発の第一歩を踏み出せたと思いますか。
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- はい…41名
- いいえ…2名
- 無回答…3名
(回答:1・2年生 46名)
参加者の声
- 宇宙はこういう所なんだと思った。
- もっと宇宙について知りたい。
- 未来に関係することを、もっと知りたい。
- 考える力を身に着けたい。
- 試した結果を残す(記録する)ことが大切だと知った。
- 誰かが困っていたら、声をかけてあげたい。
- できると思ったことはできると思った。
- 失敗するのは悪いことではなく、そこから学ぶことが大切なんだと思った。
講師のコメント
1,2年生と3年生では製作にかかる時間が異なるので、説明を長さを事前に工夫したつもりだったが、1,2年生はもっと配慮すべきだった。
授業で使った「紙コプター」は簡単な仕組みではあるが、実験を繰り返すことでどうやったらもっと飛ぶようになるかを体験してもらいたかった。
しかし先生からご指摘があった通り、1~3年生の学年を考慮すると、意識させ実験させることが難しいため、もっと細かく実験する内容を区切ったり、実験時間を長くする必要があったと思う。低学年には少し難しかったのではないか…という意見も頂戴した。
実験を通して、「失敗は成功のもと」であり、失敗を次に活かすことを一番学んで欲しかった。
アンケートから「失敗を恐れずにチャレンジしたい」「仲間と助け合いたい」等々、前向きな感想を聞くことができた。
宇宙について知りたいという子どもたちが多かったので、今後は基本的な宇宙の話や、人間が宇宙に行こうと思った経緯、将来の宇宙との関わりなども交えて、より広く興味を持ってもらえるような講座を開催できたらと考えている。