加西STEAMは、次の3本柱を実践、推進していきます。
実践3本柱
加西市が目指すSTEAM教育
加西市は、2021年「加西 STEAM 宣言」、2022年「サードプレイス宣言」を受け、2023年からは「マスタープラン推進」のもと、プラットフォームの構築、STEAM コンテンツやプログラムの蓄積を図っていきます。
また、学校教育では、STEAM を知る年、STEAM を位置づける年を経て、2023年は加西STEAM を実装することをめざします。

柱1:「総合的な学習時間」×STEAM

【「総合的な学習時間」×STEAM】で期待する効果
- 身近な「加西」の中にこそある、自分ごととなる「リアル」な問題や課題を見つけられるようになること。
- 課題を克服しようとする大人の営みを目の当たりにすることで、「共感」や子どもなりの「アイデア」が湧き出るようになること。
- 探究の場において、すべての子どもにとっての「居場所」や「出番」があり、「学びがい」が発動。 そこから「あったらいいな」「できたらいいな」などの新たな価値の創造力が養われること。
地元企業×STEAM

未来の加西のまちをデザインしよう(北条東小学校)
- プライム プラネット エナジー&ソリューションズ株式会社との連携授業
車載用電池の開発(トヨタ×パナソニック)

富合小学校の取り組み
- 伊東電機株式会社との連携授業
Amazonの物流を支えるパワーモーラ
加西市の課題×STEAM

加西市の魅力を伝えたい(日吉小学校)
- 加西市の課題を調べ(知る学び)、加西の魅力をパンフレット・動画で発信(創る学び)
「数学」×「総合」×STEAM

北条中学校の取り組み
- 第1弾:ペットボトルいかだレース
- 第2弾:人文字を作ろう ~運動場に作図~
柱2:「GIGA×プログラミング教育」×STEAM

【「GIGA×プログラミング教育」×STEAM教育】において積極的に行う支援
- プログラミングキッド支援
- ICT支援員による授業支援
- 大学連携によるカリキュラム支援、教職員の研修、効果研修等
KOOV×プログラミング教育×STEAM教育開発センターCRE Lab.(岡山大学)

賀茂小学校の取り組み
- 『FORUM2022』で実践発表
全国選抜小学生プログラミング大会2022 兵庫県大会

盲導犬ロボ
- 加西市立賀茂小学校6年生の横山小梅さんが出場し、「ミッドウェア賞」を受賞
- 作品名:盲導犬ロボ
- テーマ:SDGsの目標の3番目「すべての人に健康と福祉を」
環境×プログラミング教育×LEGO、福祉×プログラミング教育×LEGO

世の中で役立つロボットを作ろう(西在田小学校)
- 目覚まし爆音&おでこ突きロボ
- 落とし物移動警報ロボ
- コミュニケーションロボ
- 安全歩道横断ロボット
SDGsクリエイティブ アイディアコンテスト2021

ぼくたちにできることエコスクール×SDGs(西在田小学校)
- 優秀賞を受賞(全国上位4作品選出)
柱3:「特別活動・学校行事」×STEAM
実践例① 防災×STEAM「避難訓練(学校行事)」

ハザードマップ作りと4年生考案避難訓練
- 「防災×STEAM」で学んだことを活かし、自分たちで避難訓練をプロデュース。
※教師主導の学校行事から、子どもたち自身が「自分ごと」として転換した例。
実践例② 自然学校(学校行事)×STEAM 「オークタウン加西改造計画」

「オークタウン加西改造計画」をオークタウン館長に提案
- 自然学校(学校行事)で、オークタウンを利用し、ユーザーのニーズに共感することで、発想し創る学びへと発展。
※「あったらいいな」が実装された実践例。