児童の実態
<長所>
- 最後まで粘り強く取り組もうとする
- 友だちと一緒に協力して活動に取り組むことができる
<課題>
- 受け身で、主体的に学習に取り組み意識が低い
- 決められたことや調べ活動には意欲的だが、そこから創造的に学習を広げていく意識が低い
目標
- アウトプットの想定・期待する児童の姿:
- 加西市や市の施設が抱える課題について調べ、加西市の施設の魅力について知り、それをまとめ、友だちに伝えることができる
- 知識・技能:
- 加西市の施設の魅力がわかる
- スライドを使って調べた魅力を発表できる
- 思考・判断・表現:
- ほかの施設と比べ、加西市の施設の魅力についてまとめることができる
- 学びに向かう態度:
- 施設の魅力について主体的に考え、友だちに伝えようとしている
- 調べた魅力を意欲的に友だちに伝えようとしている
取り組み
- テーマ:加西市の魅力について調べよう 加西市役所観光課・Soraかさい・観光協会の願い
- シーズのサポーター:加西市役所観光課、Soraかさい、観光協会、ICT支援員
- 働きかける対象:加西市役所観光課、Soraかさい、観光協会
共感
- 加西市の課題について知る
- 昨年度の6年生から「観光客に市の施設を周遊してほしいと」いう願いを引き継いでいる
- 班ごとに加西市の施設の魅力を調べる
- 調べた魅力を全員で共有する
- Soraかさいに行き、加西市やSoraかさいの観光面の現状や、市の観光に携わる方々の願いを聞く
- Soraかさいですでに取り組まれている観光の工夫を見つけ、願いを実現するための材料を得る
- ①で聞き取った願いを全員で共有し整理する
- ②で見つけたことについて、市の方々に報告し、「修学旅行で見つけてきてほしい」というさらなる願いを聞く
問題定義
- 修学旅行で見つけた観光の工夫を全員で共有する
- 加西市観光協会の願いをもとに、Soraかさいの観光の工夫と、奈良・京都での観光の工夫を比較する
- ベン図を活用して整理することで、共通点・相違点を見つける
発想
- 加西市観光協会の方の願いを解決する方法について考える
- 具体的な解決方法について提案し、観光協会の方から意見をもらうことで、複数あった案をひとつに絞る
プロトタイプ
- 提案会を開催したときにいただいたアドバイスを基に、複数あった取り組み案のなかからひとつを決め、班ごとにプロトタイプを作成
- 班での活動とは別に、学年全体でもうひとつのプロトタイプを作成
テスト
- 作成したプロトタイプを、市役所・観光協会の方に提案
児童の振り返り
教師の振り返り
- 成果:
- 出口がはっきりとしたものであれば、主体的に活動に取り組むことができた
- 課題:
- カリキュラムマネジメントの必要性を強く感じた
- 年間計画をさらに見直し、盛沢山になりすぎないように工夫が必要
校内研修会資料
- R5年度 6年生 生活・総合的な学習の時間 「加西市を活性化させよう!」 (PDFファイル)
- 6年生 指導資料 (PDFファイル)
※いずれも別ウィンドウが開きます