令和6年9月14日(土)、加西市民会館文化ホールを会場に「西本智実 Music Edutainment in 加西 part2」が開催されました。世界的なマエストロである西本智実さんのプロデュースにより、音や音楽の要素をさまざまな視点を通して学びを深める、体験型授業が行われました。
今年度は、加西市立九会小学校の5年生と6年生の児童92名と県立北条高等学校吹奏楽部16名が参加。イルミナート芸術監督・指揮者の西本智実さん、音楽教育研究者の平島勉さん、イルミナートバレエマスターの大力小百合さん、テノールの古屋彰久さん、イルミナートフィルハーモニーオーケストラメンバーの12名にお越しいただき、吹奏楽曲と歌唱、踊りを指導していただきました。
実施日:
- 日にち:令和6年9月14日(土)
- 場 所:加西市民会館文化ホール
- 参加者:加西市立九会小学校 5年生と6年生:92名
県立北条高等学校吹奏楽部:16名 - 講 師:
- 西本智実さん(イルミナート芸術監督・指揮者)
- 平島勉さん(音楽教育研究者)
- 大力小百合さん(イルミナートバレエマスター)
- 古屋彰久さん(テノール)
- イルミナートフィルハーモニーオーケストラメンバー 計12名
目的
- STEAM教育の視点で試行錯誤を繰り返して楽曲を理解する
- 探究的な曲作りをすることでSDGsに関連づけたり、視野をグローバルに広げたりする学びとする
内容
全員でイタリアのこども合唱曲「トレロ カモミロ」を歌いリトミックを体験
吹奏楽曲「アフリカン・シンフォニー」を、楽器ごとに分かれて分奏指導
「アフリカン・シンフォニー」を参加者全員で合奏練習
音楽を科学的な視点でとらえる講話
午後の後半は、九会小の児童と保護者、地域関係者を交えて、音の周波数と倍音やクラドニ図形で音を目で見るなど、スクリーンを使用し音楽を科学的な視点でとらえる講話を西本マエストロから聞き、続いて成果発表を行いました。
成果発表
歌とリトミック「トレロ カモミロ」では、楽曲から歴史的背景や文化を学ぶきっかけとなりました。
西本さんの指揮で120名が奏でる「アフリカン・シンフォニー」は、学びをとおしてそれぞれが創造性を持って演奏することで、目の前にアフリカの広大な大地が広がり会場に風が吹きぬけました。
参加者全員が感動共感の余韻を味わいながら、会を終えることができました。
最後に、楽器の準備や配置のお手伝いをいただいた加西市吹奏楽団、児童生徒の送迎をしていただいた保護者のみなさまに深く感謝いたします。