北条小学校の6年生が総合的な学習の時間に、株式会社スピードの支援のもと、最先端の「STEAMプログラム」として「ドリームプロジェクト ~一人ひとりの花を咲かせよう~ モーションキャプチャー体験」を行いました。
座学クイズやゲームチーム戦とともに、将来モーションキャプチャーの技術がさらに活用できる場面を考えました。
今年度、引き続き「株式会社スピード」の授業が他校でも行われるため、興味関心のある教員の皆さまは、よろしければ視察にお越しください。
日程
- 日 時:令和6年11月6日(水)8:30~12:10
- 場 所:STEAM Labo.教室
- 支援者:株式会社スピード
- 参 考:モーションキャプチャーゲーム「モーションマッチャー」
内容等
■プロが使用するモーションキャプチャースーツを着たスピード代表岩木氏によるMC
■モーションキャプチャーゲーム「モーションマッチャー」チーム戦
■モーションキャプチャー活用のアイデア創出
児童の感想(一例)
- 「警察官」の夢を持つ児童
- 観察力やアイデアを出すことの大切さを学び、モーションキャプチャーが子どもに安全を教える時に使えるのではないかと考えました。
- 「人を笑顔にさせる仕事」につきたいと考えている児童
- モーションキャプチャーを使って運動を教えたり、学校の授業で先生の数を増やしたりできないかと具体的なイメージを持ちました。
- 「法律や医療」を学びたいという児童
- モーションキャプチャーの説明から海外と日本のアニメのアクションの違いに興味をもったことと、岩木さんに「体験とコミュニケーション能力が大切」と教えてもらったこと、リハビリについての考え方が変わったこと、など将来に向けて生かせそうなことをたくさん知ることができたようです。
株式会社スピードの岩木勇一郎氏のお話
授業を担当した株式会社スピードの岩木勇一郎氏(代表取締役 /プロデューサー/監督)からは、
- モーションキャプチャーの技術は、20年前には今の品質ではなく、表現できることも限られていました。皆さんが社会に出たときには、今はない、新しい仕事や価値が生まれています。
- モーションキャプチャーのアクターも俳優時代は『個性がない』ことが『弱み』でしたが、数多くのキャラクターを演じる際には、自身の『個性がない』ことが『強み』となり、モーションキャプチャーの第一人者となりました。
- 弱みと強みは場所が変われば簡単に入れ替わります。
といったお話もあり、キャリア教育の視点での気づきもお話しいただきました。
学校長より
6年生は総合的な学習の時間に、未来の自分の姿を思い描きながら、「今の自分」や「将来の自分」について、じっくりと考えています。今回のプログラムを受けて、子どもたちは、自分が大人になったときの社会は技術がさらに進み、よりクリエイティブな時代になっていることを実感できたように思います。非常にわくわく感のあるプログラムでした。
ひょうごTECHイノベーションプロジェクト
このプログラムは、ひょうごTECHイノベーションプロジェクトによるものです。