賀茂小学校3年生が賀茂地区ふるさと創造会議ふれあい部会の支援のもと、「米博士になろう」をテーマに米の素晴らしさやご飯の炊き方を体験しました。
食育を推進するとともに、郷土を愛する心を育てることをめざしています。
日程
- 日時 :令和6年11月19日(火)9:25~ 11: 15
- 支援団体等:栄養士・調理科学研究家 村上貴美子氏、賀茂地区ふるさと創造会議ふれあい部会8名
内容等
【めあて】米博士になろう!
- 米(400g)を洗って、水に浸す(30分)
- 軽く、3回洗う
- 水を切って、土鍋に入れる
- 計量カップ (200 ml 3杯分の水を入れる)
- 梅干し3個を細かくして入れる(種も)
- 30分待つ
- お米の話
※玄米、白米、もち米、ぬかを用意- 玄米からぬかを取ったものが白米
- ぬかは健康にいい。化粧水や洗剤としても使われる
- 軽く洗うのは、ほこりをとって、ぬかを残すため
- 水加減は、体積の1.2倍、重量の1.5倍
- 米(玄米)には、5大栄養素がすべて入っている。白米はリジン(必須アミノ酸)が少し足りない。 リジンはみそに含まれているため、ご飯と一緒にみそ汁を飲むとよい
- 米飯は、パン食と比べて腹持ちがよい
- 新米、古米、上新粉(うるち米)、白玉粉(もち米)の話
- ご飯を炊く
- 点火(強火)→沸騰したら弱火(10分)→消火して蒸らす(10分 以上)
- 梅干しを一緒に炊く と酸っぱさが消え、 梅干しに含まれるクエン酸が栄養分の吸収を助ける
- お椀にラップを敷き、ご飯をよそって、おにぎりにする
- おにぎりの試食
- インスタントみそ汁(みそ+かつお節+ねぎ)と一緒に、おにぎりを試食
所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)
3年生は、これまでJA兵庫みらい ・ 賀茂地区ふるさと創造会議の協力により、バケツ稲の栽培に取り組んできた。
10月10日にバケツ苗の収穫・脱穀を終えたが、今回は その時の玄米を少し混ぜて、一緒に炊いた。
自分たちで炊いたご飯は格別らしく、どの子も おいしそうに おにぎりをほおばっていた。
7月のにんにく料理に引き続き、今回のおにぎり作りもお世話になった村上さんと賀茂地区ふるさと創造会議の方に感謝したい。