北条小学校の4年生は「福祉」をテーマとした探究学習を行っており、加西市社会福祉協議会や手引きボランティアさんの支援のもと、いろいろな障害等の疑似体験を通して、障害者や高齢者への理解を深め、すべての人にやさしい環境づくりについて学びました。


日程
- 日 時:令和7年6月10日(火)9:20~10:05
- 支援者(団体):加西市社会福祉協議会、手引きボランティア
活動の様子
北条サポーターズ! ~ぼく・わたしにできること~
- 2校時:4年1組
- 3校時:4年2組
高齢者疑似体験
- 自作の眼鏡(弱視)をかけて、利き手に軍手をはめ、自分の名前を書く
- そのまま、国語の本の物語文「白いぼうし」のページを開いて、冒頭部分を音読する
- 指で小さな○をつくって、のぞきながらペアでじゃんけんをする(視野狭窄)
- 一人が眼鏡、軍手、足首おもりをつけ、もう一人が手引きをして、室内を1周する

ビデオ視聴
- 手引きの仕方について
- 基本姿勢、階段や段差、混雑や狭いところ、椅子への誘導、声のかけ方 等

まとめ・感想
- おもりをつけて、いろんなことが不自由なことが分かった。自分にできることをしてあげたい。
※体が不自由になってもできることはたくさんある。気づいてあげることが大切。
所感等(加西市立総合教育センター地域コーディネーター)
昨年度から4年生で「福祉」をテーマに探究学習を進めている。まず、いろんな障害等を体験して学んだことをもとに、自分たちができることを考えていく学習計画となっている。学校には外国籍の児童が多く在籍するため、指導者としては多文化共生の視点も取り入れたいと考えているそうだ。