北条小学校の4年生および西在田小学校の4年生が、STEAM教育の一環としてSTEAMプログラム「思いやりデザイン」を受講しました。

日程

  • 日にち:令和7年6月19日(木) 西在田小学校4年生
        令和7年6月20日(金) 北条小学校4年生
        
  • 希望理由:
    総合の学習で福祉をテーマに勉強をしているが、ユニバーサルデザインの考え方について、より分かりやすく伝える方法を模索していたため。
  • 実施内容:
    一方の不都合を解決すると、他方の不都合を生んでしまう事例があるため、さまざまな立場に立って話し合いを行った。その後、錦城護謨株式会社様「歩道くんガイドウェイ」を参考に、ユニバーサルデザインについて考えた。
  • 講 師:株式会社ジオグリフ 田畑 豊史

活動の様子

北条小学校

思いやりデザイン(北条小3年生)
授業の様子

西在田小学校

思いやりデザイン(西在田小4年生)
授業の様子
思いやりデザイン(西在田小4年生)
授業の様子
思いやりデザイン(西在田小4年生)
授業の様子
思いやりデザイン(西在田小4年生)
授業の様子

担任教師へのアンケート

今回実施したプログラムは、事前に想定した狙いに対してどの程度の効果がありましたか?

大いに効果があった 

今回のプログラムの中に、子どもたちの成長の変化を促し、学級経営に活かせそうな仕掛けがありましたか?

あった

それはどのようなことですか?

  • バリアフリーが立場の異なる人にとっては「バリア」になってしまうことを学ぶ機会となった
  • この学習を通して、児童は視点を変えて考えることの大切さや、ユニバーサルデザイン的発想の必要性を感じたと思う
  • 「小さな気づきを表現しよう」「失敗をおそれず取り組もう」「挑戦していこう」などの声掛けが大切だと学んだ

今後の学級経営の中で、どのように利用しようと考えていますか?

  • 学級経営よりは、「総合的な学習の時間」に学んだことを生かしていきたい
  • 授業内での発表の機会や学校生活の中で、子どもたちがあと一歩踏み出せないときに、このような声掛けを積極的に行いたい

この仕掛けを利用することで、子どもたちにどんな変化があると期待できますか?

  • 「総合的な学習の時間」に学んだことを生かしていけること
  • 挑戦しようとする気持ちや、失敗を恐れずに取り組む力がついていくこと
  • より活気のある学級へと成長すること

今回利用したプログラムを、ほかの先生方にどの程度おすすめできるか教えてください。

  • 大いに勧める 50%
  • 勧める    50%

今回利用したプログラムは、クラスがどのような状況にあるときにおすすめしたいですか?

  • 数人の児童の発言で授業が進んでいるとき
  • 別のカリキュラムと内容が合致したとき

今回利用したプログラムの中で、今後も活かせそうなものはありましたか?

あった

講師所感

北条小学校

人数に対して体験の道具が少なく、人数に合わせた体験機会の工夫が必要だった

西在田小学校

総合の学習で進めていた福祉教育と関係づけ、立場の違いが意見の違いを生むシーンを演出。そのうえでユニバーサルなデザインを考えていく良いプログラムだった。