西在田小学校6年生、富田小学校6年生、富田小学校3年生が【自分の中に潜む「妖怪」探し】を受講しました。
この授業において、児童たちは自分の中の弱みを認識し、その弱みに向き合う体験をしました。

妖怪探し
「自分の中に潜む妖怪探し」の授業風景

開催日

  • 西在田小学校6年生 21名
    • 令和5年1月31日(月)11:20~12:05
    • 令和5年2月14日(火)11:20~12:05
  • 富田小学校6年生 35名
    • 令和5年2月6日(月)13:40~14:25
    • 令和5年2月10日(金)13:40~14:25
  • 富田小学校3年生 22名
    • 令和5年2月13日(月)13:40~14:25
    • 令和5年2月21日(火)13:40~14:25
    • 令和5年2月27日(月)13:40~14:25 

目的

非認知能力の育成の中では「自分と向き合う」という力が必要になると考えられます。
そこで、児童たちに次の2つの体験をしてもらいたいと考えました。

  • 「妖怪を描き出す」という取り組みを通じて、自分の中の弱みを認識・向き合うこと
  • 「妖怪を描き出す」という行為を通じて、パターンの抽出(帰納法的推論、演繹法的推論)、創造すること

概要

講義(前半)

妖怪探し
オンライン授業の様子
妖怪探し
オンライン授業の様子
  • 妖怪とは
    • 妖怪の歴史について説明
    • 何が妖怪になったのかを考える
  • ワークショップ
    • 提示した妖怪を、自由にカテゴライズ
  • 自分の中に潜む「妖怪」探し

自分の中の「妖怪」でかるたを作成(後半)

妖怪探し(令和4年度)
妖怪かるた(オンラインかるた【KARUTAP】を利用)
  • 自分の中に潜んでいると考えた妖怪でかるたを作成
  • 面白いと感じたかるたを発表
  • 自分の中の「妖怪」と向き合うためにできること、今後の対策について考える

アンケート結果

  • 講義内容について
    • 色々な妖怪がいるということが分かった。
    • 昔からたくさんの妖怪がいて驚いた。
    • 昔の人の発想の豊かさに驚いた。
  • ワークについて
    • 自分の中の弱い部分、できない部分、苦手なこととそれの対策が分かった。
    • 今後、その「妖怪」が出ないようにしたい。
    • これからの自分に役立つ授業だった。
  • かるたについて
    • かるた遊びがおもしろかった。
    • ほかの学校の妖怪かるたも見られておもしろかった。
    • みんなの「妖怪」を知ることができた。
    • 妖怪は、みな個性豊かだった。
    • 友達の作った「妖怪」にも共感できた。
  • その他
    • 千葉県とオンラインで授業ができてありがたいと思った。
    • 「間違ってもいい」「正解がない」というルールで安心できた。
    • ホワイトボードに意見を書いていくのが、普通の授業と違っていておもしろかった。
    • 「妖怪」をきっかけに友達とたくさん話すことができた。
    • 中学校に行ってからも意識的に過ごそうと思った。
    • ほかの人の意見も大切にしようと思った。

講師のコメント

  • 担任の先生の「学級経営」と紐づくことで効果が大きくなると実感した。
  • 事前に学級の様子や、担任の先生との打合せが大事だと考えられる。
  • 開催時期が重要だと実感。今回はたまたま中学生進学を控えた6年生対象が多く、それは効果的に働いたと感じた。