賀茂小学校の4年生・5年生を対象に、下記の日程で、STEAM教育プログラム「思い込み探し」が実施されました。
日程
- 日時:①② 令和6年1月26日(金)13:40~15:10
- 場所:STEAM Lbbo.
- 講師:株式会社ジオグリフ 田畑 豊史
開催目的・目標
- 開催目的:ミスコミュニケーションを通して、自分が考えていた相手と実際の相手の考え方の相違を知る
- 目標:自由に絵で表現でき、適切な言葉で自分の思いを表現することができるようになる
- 関連付けたい行事・授業:図工「言葉から思いを広げて」、国語「日常を17音で」
概要
- ①②思い込みを体験してみる
・ワーク
・ワークの発表・振り返り
・「俳句の風景を描いてみよう」
・ワークシート
・グループでのワーク
・発表 - ③思い込みがないか?「十人十色ゲーム」
・まとめ
担任教師へのアンケート
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今回利用したプログラムは、現在感じていらっしゃる問題の解決にどの程度の効果を期待できますか?
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現在感じている問題の解決に期待できる
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今回のプログラムの中に、子どもたちの成長の変化を促す、学級経営に活かせそうな仕掛けがありましたか?
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学級経営に活かせそうな仕掛けがあった
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それはどんなことですか?
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- 国語科の「想像力のスイッチを入れよう」の単元で、導入などに使えたら良いと思った
- 講師がいくつかの場面で、思い込みが良い事か悪い事かどちらでもないかということを子どもたちに聞いていたこと
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今後の学級経営の中で、どのように利用しようと考えていますか?
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- 言葉によるコミュニケーションや、情報での思い込みを解決するにはどうしたらいいのか考えていきたい
- 授業の中で、ある児童の意見が正しくなってしまう場面があるので、それが本当に正しいか子どもたちに考えさせるようにしたい
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この仕掛けを利用することで、子どもたちにどんな変化があると期待できますか?
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- 相手に伝わる説明の仕方を考えること
- 思い込みで判断せずに、いろいろな見方をしていく大切さに気付くことが期待できる
- 自分の意見を今より多く持ち、話し合いに積極的に参加できるようになることが期待できる
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今回利用したプログラムを、ほかの先生方にどの程度おすすめできるか教えてください。
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ほかの先生にも勧める
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今回利用したプログラムは、クラスがどのような状況にあるときにおすすめしたいですか?
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- 国語科「想像力のスイッチを入れよう」を導入するとき
- 特定の児童の意見が正しいと思い、それに流されてしまうとき
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今回利用したプログラムや、プログラムの中に埋め込まれた仕掛けの中で、今後も活かせそうなものはありましたか。
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今後も活かせそうな仕掛けがあった
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その他、ご意見、ご提案、質問等
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申し込みの時点で、どんな授業になるのかというイメージがもう少し分かれば、授業とリンクさせやすいと思った。
講師より意見が変わることがいいことだと言ってもらえたので、児童も安心して自分の思いを表現できていた。今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
講師のコメント
子どもたちが絵を描くのに夢中で驚いた。同じ短歌でも、それぞれ描く絵が異なることを体験できたので、良い経験になったのではないか。「思いこみ」がどこで起きているか、すぐイメージできており、思いこみについて考えるきっかけになったのではないかと思う。