加西市中学校教育研究会理科部会の新しい挑戦として、先行的に加西中学校2,3年生が下記の日程でSTEAM教育プログラム『宇宙を描こう』という理科授業を行いました。

これは第2分野の「天体」について学習した内容をもとに、さらに主体的に学びを深め、学ぶ楽しさを実感できることをねらったものです。

このプログラムは井上教諭が、講師・株式会社ジオグリフの田畑豊史氏と綿密な打ち合わせのうえオンラインで結び、クロムブックを用いて学習を進めました。 生徒たちは与えられた課題に対して積極的にネットで調べて知識を整理し、表現方法を工夫する等、協働的、探究的な学習の時間となりました。

日程

  • 日時:
    • ①2年2組 令和6年2月19日(月)11:30~12:30  (参加人数:36名)
    • ②3年2組 令和6年2月20日(火)09:30~10:30  (参加人数:28名)
    • ③3年1組 令和6年2月21日(水)08:30~09:30  (参加人数:28名)
    • ④2年1組 令和6年2月21日(水)11:30~12:30  (参加人数:36名)
  • 講師:株式会社ジオグリフ 田畑豊史
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子

開催目的&目標

  • 開催目的
    • 視点を変えて世界を見る
  • 目標
    • 視点を変えながら脱出ゲームのための問題を作問すること
    • 視点を変えて見えたものの感覚を言葉にすること
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子

概要

  • 「25km」という距離のイメージ、「高度25km」からの映像
  • 宇宙はどこから?
  • 月の大きさと、月までの距離を調べる
  • 宇宙の大きさを考えてみる
  • 脱出ゲームのイメージ
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子

授業の様子

加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子
加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子

講師のコメント

日頃から生徒たちが使っているタブレット、一般的に使われているGoogle等のITツールを利用して回答する形式のプログラムは、チャレンジであり工夫だった。いつも発言する生徒だけでなく多様な意見や感想を共有していきたいという思いがあった。

大きな数字を身近に感じられるサイズに置き換えて考えることで、イメージが付きやすくなった。

ワークシートを利用してグループごとに、宇宙に関する問題を提出してもらった。問題を作り出すだけでなく、お互いに問題を解きあってフィードバックしあうなど、活発に活用している様子が伺えた。

加西中学校「宇宙を描こう」
授業の様子

イベントのご案内

今回のSTEAMプログラムを通して、加西中学校の生徒たちが考えた宇宙についての問題が、イベントで利用されます。

  • イベント名:コスモスケール・脱出ゲーム
  • 日 時:令和6年3月25日(月) ①10:00~ ②13:00~
  • 場 所:丸山公園
  • その他:親子参加