日吉小学校の5年生が「株式会社スピード」の支援のもと、最先端の「STEAM プログラム」として「デジタルアニメーション制作」を行いました。
「ドラえもんのび太のドラビアンナイト」、「忍たま乱太郎」などに関わってきたベテランアニメーター柴田晃宏氏により、体を動かしながらタブレットを使ってアニメーションを制作しました。
日程
- 日時: 令和7年2 月 17 日(月) 5・6 校時
- 場所:STEAM Labo. 教室
- 講師:
- 株式会社スピード 岩木勇一郎 代表取締役 プロデューサー 監督
- 柴田晃宏 アートディレクター
- 大薮紗希 撮影 クリエイティブデザイナー
内容
(1)自己紹介、会社説明
(2)活動内容の説明
- 今日のねらい
- 最新デジタル技術を体験しよう
- プロがどんなことに注意して制作しているかを知ろう
- どのくらいの時間と費用がかかるかを知ろう

- 身につけよう
- デジタルでアニメーションを制作する力
- 何をつくるのか、自分でテーマを設定する力
- トライ&エラーを繰り返し、試行錯誤しながらより良いものを時間がある限り作り続ける力

(3)アニメーション制作
- 1秒間のコマ数 8コマ
- 線のひき方、色の塗り方
- レイヤーを使ったアニメのつくり方

(4)振り返り
- どんなアニメを作りましたか?
- 今日の達成度はどのくらいかな?
- 今日、どんな力が身についたと思いますか?

子どもの感想

- 考えて「こうしよう」「ああしよう」と想像することができた。また、何回も試行錯誤して考える力がついた
- アニメ作りは大変だと思った。何千枚もの絵をたくさん描かなければいけないのは大変だと思う。いつも見ているアニメがどうやって作られているかが分かってよかった
- どんどんやりなおして成功に近づく力。アイデアを出す力
- 分からなかったら聞く力
- 1回やって終わりじゃなく、何回もくり返す力がついた。ほかにも、1回やってみて失敗してもあきらめずにトライ&エラーをすることが大切だと思った
- 考える力 → 新しいことに挑戦
- トライ アンド エラー → 成長ができた
達成度アンケート結果


所感(学校教育課 教育企画専門員)
- VRゴーグルによるバーチャル世界観からの導入はインパクトがあり、子どもたちのワクワク感、期待感が一気に高まりました。
- 本物のアートディレクター等との交流は大変刺激的であり、それに触発されてかオリジナリティの高いアニメーションを制作する子どももいました。
- デジタル技術より、リアルな体験の重要性を何度も説かれていたのが印象的でした。
参考
このプログラムは、ひょうごTECHイノベーションプロジェクトによるものです。