北条東小学校の6年生がSTEAM探究学習の一環として、陸上自衛隊青野原駐屯地・加西市防災課等の協力により、避難所の運営や妊婦・高齢者等のサポートに関する提案をし、「防災」に関する理解をさらに深めました。


日程
- 日 時:令和7年2月 10日(月)13:30~ 15:20
- 支援者:加西市防災課2名、陸上自衛隊青野原駐屯地4名、学校運営協議会委員3名
- 場 所:1組:STEAM Labo. 2組:児童会室
内容等


*班で提案 → 感想・助言の順で
1組の発表
① 外国人観光客(5班)
- 外国人観光客の災害時のサポートしよう
- 外国の方が避難所で手軽にコミュニケーションが取れる「SOSカード」
② 妊婦さん(1班)
- 妊婦さんが避難所で困らないように
- 炊き出し等の受け取り「お届けくん」
③ 避難した際の入院中の人のために(7班)
- 癌などの治療のために
- 避難所でも癌の治療ができる「病気守君」、「密ント」、「しょうどくん」+人工心肺
④ ペット(6班)
- 災害時の牧場の動物の移動
- 牧舎ごと安全な場所に移動できる「空飛ぶ牧場大作戦!」
⑤ 知的障害者のために(4班)
- 知的障害者の人がパニックになったり、困ったりしないために
- 災害時や災害後の手助けをしてくれる「へるぴゅー」
⑥ 赤ちゃんを育てるお母さんの避難所生活について(2班)
- 避難所生活で必要な物が手に入りにくい問題について
- おむつやミルクなどをリサイクルできるアプリ「タッチくん」&「クリーンロボット」
⑦ 視覚・聴覚障害チーム(3班)
- 視覚・聴覚障害者が安全に避難するために
- 振動や音声メッセージで避難誘導する「Friendバンド」
⑧ 高齢者(8班)
- 高齢者が素早く、無事に避難するために
- 避難場所まで安全に誘導してくれる「AIメガネ」
2組の発表
① 高齢者
- 災害の時、高齢者が早く安全に避難できるように
- 高齢者用災害お助けアプリ 「EPA」
② 小さい子どもとその保護者
- 避難所で子どもの声で周りに迷惑をかけないように
- 子ども連れのお母さん、お父さん専用の部屋をつくる
③ 目の不自由な方
- 目の不自由な方が避難場所まで一人で安全に避難できるように
- 音声に従って移動したり、避難状況を知らせたりする 「安全ウォッチ」
④ ペットを飼っている人
- ペットを飼っている人が安心して避難できるように
- ペットを飼っている人もそうでない人も安心して避難できる避難所をつくる
⑤ 外国の方
- 外国の方が避難してからの困り感をなくすには
- 避難所でも簡単にコミュニケーションをとることができる 「翻訳言語別ロボット」
⑥ 観光客
- 観光客が被災後、安心して避難できる場所をつくろう
- 観光客も加西市の避難場所で受け入れられるシステム
- 暑い日も寒い日も使える段ボールベッド
⑦ 耳の不自由な方
- 耳の不自由な方に災害が起こったことを正確に伝えよう
- 眼鏡とスマホを連携させて安全に避難させる 「MEGANE」
⑧ 妊婦さん
- 災害時の妊婦さんのストレスをなくそう
- 妊婦さん専用の避難場所をつくる
所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)
自衛隊の方からは実際に災害派遣現場での経験等をふまえた助言が、加西市防災課からは加西市の現状をふまえた助言があった。
現段階では実現が難しい提案も多かったが、きちんとユーザー設定し、いわゆる「弱者」に焦点をあてて問題解決を図ろうとする点はとても素晴らしかった。今後の防災行政、防災対策に対するヒントがたくさん詰まっていた。