令和6年9月12日、西在田小学校の2年生を対象に社納税協会女性会の支援のもと「租税教室」が開催されました。身の周りの公共サービス等が税金によって維持されていることを知る機会となりました。

租税教室(西在田小2年生)
「租税教室」の様子
租税教室(西在田小学校2年生)
「租税教室」の様子

日時

  • 日 時:令和6年9月12日(木)13:45~14:30
  • 支援者:社納税協会女性会

内容

  • 今日学習すること
    •  税金って何かな? 税金が大切なのはなぜかな?
  • 紙芝居「しあわせのあおいふうせん」を見る
  • どんな困ったことがあった?
    • ブタの子どもが病気 → キツネが病院搬送を断る→ ゾウが助けてくれる
    • ゾウが病気 → クマがみんなでお金を出し合って、救急車を買うことを提案→ キツネの反対で実現せず
    • キツネの子がやけど → 車で連れていくが橋がこわれて渡れない→ ゾウは今までのキツネの行いから助けることに反対→ タヌキが風船に化けて、キツネの子を病院へ連れていく
    • がんじょうな橋ができあがる → キツネもお金を出した
  • 税金とは
    • みんなが使うのに、ひとりの力では作れないものを話し合って、みんなのお金を集めて作る
  • 税金の役割(挿絵を使って)
    • 救急車、消防車、ゴミ収集車、道路の補修、教室の備品(机、椅子、黒板等)、教科書
  • 大人が税金を納めないとたくさん困ることが出てくる。大人になったら、きちんと税金が払えるようになろう

所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)

租税教室(西在田小2年生)
「租税教室」の様子
租税教室(西在田小2年生)
「租税教室」の様子

2年生に税金のことを教えるのはなかなか難しいことですが、紙芝居・腹話術・挿絵等を使って、わかりやすく伝えていました。

授業の最後に児童から、「税金が大切だと分かった」「税金のことを初めて知った」「学校の教室にも税金が使われていることが分かった」等の感想が聞かれました。

今日の学習が、今後の社会科の学習や6年生での租税教室につながると、税金のことがより確かな知識として子どもたちの身についていくだろうと思われます。