令和6年7月18日、富合小学校5年生を対象に兵庫県職業能力開発協会の協力を得て「ものづくり実演&体験教室」が実施されました。
実際にものづくりを体験することを通してその技能の素晴らしさを実感し、自身の将来の職業選択について関心を持つ機会となりました。
開催日時
- 日にち:令和6年7月18日(木)
- 時 間:9:00~12:10
- 製作したもの:フラワー台、座布団、ハンカチポーチ
フラワー台の製作
技能士によるフラワー台製作の実演
内容
- 指導者:建築大工3人
- 場 所:富合小学校図工室
- 建築大工による、1枚の板材・角材からパーツを切り分け、フラワー台の完成まで実演
児童によるフラワー台の製作
- 天板部分に曲尺を使って、釘を打つ部分やつなぎ合わせる部分に鉛筆で印を入れる
- 釘を打ち付けて完成
寝具製作(座布団づくり)
内容
- 指導者:3人
- 場 所:富合小学校体育館+教室
- 座布団用布を下に敷き、綿を座布団の2倍の 大きさに広げる(2段)
- 綿の上から、布と同じ大きさの部分に手で印をつける
- 布の大きさに綿を積む(3段)繊維が縦、横交互になるように
- 布に綿を詰め、入れた部分を糸で縫う
婦人子供服製作(ポーチの製作)
服作りの実演
内容
- 指導者:3人
- 場 所:富合小学校家庭科室
- 型紙、まち針、チャコペン、しつけ、裁断、ミシンがけ等
児童によるハンカチポーチの製作
- ミシンがけの練習 :直線縫い
- 途中まで仕上がっているものに対して、チャコペン、しつけ、ミシンがけ等の作業を行い、紐を通して完成
所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)
兵庫県職業能力開発協会の皆さまによると、日程が決まれば、その日でも来ることができる約30団体に声をかけて事業を行っているとのことでした。
今回は、3つのグループに分かれて「ものづくり体験」を行ったため、児童3~4人に対して1人の指導者が担当することになり、指導もいきわたり、児童のとまどいも少なかったように思います。
この時期にその道のプロフェッショナルに指導を受けることは貴重な体験です。キャリア教育の観点からも、児童の職業選択肢を広げることはとても意義のあることだと考えます。