宇仁小学校の3年生が、コットンボール銀行の市浦央子さんの協力を得て綿を育てています。
収穫した種子や綿の加工物は、普段お世話になっているわっしょいスクールの方々や見守り隊、地域の方、家族にプレゼントしようと考えています。
目標
- 単元内では十分な綿を収穫するために、どのように育てていけば良いのかを児童がインターネットや講師へのインタビューをもとにしながら考え、宇仁小学校3年生流の「綿の育て方」をつくる
- 単元全体を通して、正解が分からないことに挑戦する気持ちを育て、仲間と協働しながら最適解をみつけたとき、ひとつのことをやり遂げたときの達成感や喜びを感じさせる
日程・内容等
- 宇仁小学校3年生の教室で、市浦講師から今後の日程や内容を説明
摘芯、支柱立てについて
- 畑にて作業
- 作業後、教室で綿の歴史を学ぶ
今後の作業
- 綿の畑は底がコンクリートのため、夏休みも水やりを忘れないようにする
- コットンボール(綿花)の付き方や花の違いなど和綿と洋綿のちがいをしっかりと観察する
所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)
前日に雨が降った影響で、支柱立ては少しラクにできましたが、「8の字」を書くように結んで苗を支柱に誘引することは、3年生にはけっこう難しかったようでした。
摘芯した部分に、花芽になる部分がついており、子どもたちは、中を興味深そうにのぞき込んでいました。
綿につく害虫の「ハマキムシ」を発見した児童のひとりは、講師から巻いた葉の上から押しつぶすように教えてもらって駆除していました。これからの時期、害虫が増えてくるそうです。
このあと夏休みを経て、9月の収穫が楽しみです。