活動の動機
1学期に1~3年生で学級園で夏野菜の栽培をした。
野菜の収穫に追われている最中に、青野町に住む児童が「朝市に野菜を出したい!」と言ったことがきっかけとなり、たくさんの人に野菜を食べてもらおうと2学期は秋冬野菜の栽培に取りかかった。

繁田しんさく さん
(宇仁の朝市部会長 )
野菜を出品するに当たり、宇仁の朝市部会の部会長さんや、野菜を出品されている方にお話しを伺ったところ、元々は地産地消をスローガンとして活動を行っていたが、最近は宇仁に住んでいる方よりも加東市や西脇市などの近隣の市町からのお客さんが多いとのこと。宇仁地区に住む人にも来てほしいそうです。
取り組み


成果
- 作物の栽培に非常に興味をもって活動に取り組む様子が見られた。
- みんなに食べてほしいという思いで活動に取り組むことができた。
- 作物を栽培することは難しく、たくさん失敗することがあったが、そのたびにみんなで解決策を考え、実行することで課題を解決していく力が身についた。
- ほかの学年の友達やその家族も来店してくれた。(地域の方の集客UP)
- 朝市部会の方が喜んでくださり、「いつでも来てほしい」とおっしゃっていただけた。農業によって学校と地域とをつなぐことができたと感じた。
- 売上金の活用方法についても話し合い、学校で活用できる物や自分たちが飼っているカメのエサを購入した。今年度は21,222円の売り上げだった。
課題
- 8人という少人数だからこそできる活動が多々あった。大人数で行う場合は、より詳細に役割を決めておく必要があると感じた。
- 冬野菜だけでなく、夏野菜でも出店することが可能だと感じた。年度の初めに計画を立てることができたらよかった。
- 害虫による被害が大きかった。防虫ネットによる予防をしたほうがきれいに作物を育てられた。
- 夏の暑さが続く場合、休日にも水やりが必要。
- 朝市での販売において、どのような役割あるのか確認しておくべきだった。
参考
- 宇仁の朝市へ向けて野菜を育てよう (PDFファイル)
- STEAM教育 年間指導計画
※いずれも別ウィンドウが開きます。