善防中学校の2年生が、北播磨医療センター中井助産師の講話を聞き、今の自分の体に起きている二次性徴や多様な性について理解を深めることを通して、自分はもちろん、周りの友達も大切にする心を育てました。
日程
- 日 時:令和6年10月18日(金)14:20~15:10
- 支援者:北播磨医療センター 中井助産師
内容等
1.体に起こる変化(二次性徴)
※スライドを使用して講話
- 一次性徴は 体の特徴(男女の性別)
- 二次性徴は 脳(視床下部)からの性腺刺激ホルモンによる体の変化(プライベートゾーン)
- 二次性徴の個人差
- 男性の体
- 月経とは
- 妊娠の成立
- 月経に関する悩み
- こんな時は産婦人科へ
- 二次的性徴ホルモンは心(メンタル)にも影響します
- 社会的変化
2. あなたの命はどんなふうやってきたのかな
~命の旅にでかけよう~(スライド紙芝居)
- わたしのはじまり(受精)
- おなかのなかのわたし(胎盤、羊水、へそのお等)
- わたしがうまれるとき(出産)
- 人間の赤ちゃんは未熟なの?
3. 多様な性について
- 4つのポイント 性別、性自認、性的指向、表現する性
- LGBT(Q)
- 性的マイノリティの方々がストレスに感じること
- レインボーフラッグ 「人間の多様性を守る象徴」
- 性同一性障害特例法
- カミングアウト、アウティング
4.生徒より
- 男子も女子も体の変化で不安になることがあるが、受け入れることが大切だと感じた。
- ホルモンバランスにより、心が不安定になることがあるが、自分でコントロールできるようにしたい。
- カミングアウトされたことをアウティングしないように気をつける。
所感等(加西市立総合教育センター 地域コーディネーター)
二次性徴による体の変化や射精、月経等、自分に起こっていることについて、改めて専門家から話を聞く機会を持てたことは生徒にとって、大変意義あるものであると感じました。