北条小学校では、関西大学初等部の古本温久先生をお招きして、「ふきだし法」という学習指導法についての体験型研修を実施しました。
日程
- 日 時:令和7年7月28日(月)13:00~
ふきだし法とは
子どもたちが自分で考えを“ふきだし”としてノートや黒板上に視覚的に表現し、他者と比べたり、つなげたりしながら考えを深めていく学習指導法


模擬授業体験の概要
- 2学期教科書教材を用いて、学年ごとに模擬授業を体験
- 該当学年の教員が「教師役」、ほかは「子ども役」
- 模擬授業中、古本先生が必要に応じて助言
- その場で振り返り、古本先生から助言



授業の基本的な流れ
- 教師役が黒板に問題を板書
- 子ども役はノートに問題を写す
- 全員で問題文を音読
- 「問題に出会って思い浮かんだことを書きましょう」と指示
- 子ども役が思い浮かんだことをノートに記述
- 教師役はその様子を見て回り、子どもの思考を把握
- 「それでは思い浮かんだことを発表しましょう」と声掛け
- 子ども役の発言を促し、発表内容を板書(指名も可)
- 内容が「めあて」に近づいたら、教師役が意見をつなげながら「めあて」を立てる



所感等(授業力向上アドバイザー)
参加者からは、授業展開や子どもの反応に関するさまざまな疑問や意見が出され、教材研究の重要性や教師の役割についても深く考察されています。座学だけではなく実践を通して指導の本質を理解する研修となりました。