
児童の実態
<長所>
- 何事に対しても「やってみたい」「行ってみたい」と興味をもつことができる
- 友達と協力しようとする態度はある
<課題>
- 九会小学校の周りに、何があるかはなんとなく知っているが、その場所がどのような場所なのかまでは十分に知らない
- 「伝えたいこと」に沿って、絵や文でまとめることが難しい
目標
- アウトプットの想定・期待する児童の姿:
- 自分たちが住む町を探検する活動を通して、町の自然・人々・社会・公共物に関心をもつ
- 自分たちの生活は、町で生活したり働いたりしている人々のさまざまな場所と関わっていることがわかる
- それらに親しみや愛情をもち、人々と適切に接することや安全に生活することができるようにする
- 知能・技能:
- 町の自然や人々、社会、公共施設などの様子や自分たちの生活との関わりと、自分の町の良さに気づいている
- 思考・判断・表現:
- 町の人々やさまざまな場所と適切にかかわる
- 安全に生活することについて考える
- 町探検で発見したことや気づいたことについて、自分なりの方法で表現している
- 学びに向かう態度:
- 自分の生活している町に関心を持ち、町の人々やさまざまな場所に親しみを持って関わったり、友だちと協力して春の町を探検したりしようとしている
取り組み
- テーマ:「とび出せ! 九会っ子たんけんたい!」 南部公民館のスタッフの願いをかなえる
- シーズのサポータ:「QRコード作成」ICT支援員
- 働きかける対象:九会小学生、保護者、加西中学生、南部公民館利用者
共感

問題定義

発想

プロトタイプ
- 「発想」で出したアイデアから、視点を絞って計画表を作成する
- 計画表をもとに、下書きを作成する
- 南部公民館の館長さんにアイデアを見てもらい、さらに良いものをつくるためのアドバイスをもらう
- 清書を作成する

テスト
- 南部公民館の館長さんに来校いただき、各チームが発表
- 発表内容は、作ったもの(活動内容)・工夫したことを中心に伝え、館長さんに渡した
- 館長さんに渡したものは、さっそく南部公民館で活用してもらった

児童の振り返り

教師の振り返り
- 成果
- 多くの児童が、最後までやる気を持って取り組めた
- 一人ひとりが「南部公民館・館長さんのために頑張ろう」という意識を持って取り組めた
- 南部公民館に関心をもつ児童が増えた
- 課題
- 2学期のなかでテストまで終えることができず、児童のモチベーションを維持させることが難しかった
- 発表する際は、成果物の見せ方なども含めて指導する必要があった
校内研修資料
- R5年度 2年生 生活・総合的な学習時間「九会の町に広がれ えがお」 (PDFファイル)
- 指導資料 (PDFファイル)
※いずれも別ウィンドウが開きます